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2013年7月7日〜7月8日、長野県安曇野市においてゴミ弁連総会・シンポジウムが250名の参加を得て開催されました。7月7日がシンポジウム、8日が総会と現地視察及びデモ行進です。 ゴミ弁連の正式名称は、「たたかう住民とともにゴミ問題の解決をめざす弁護士連絡会」です。詳細は公式Webの規約をご覧下さい。 参加者(250名)は、地元長野県以外に山形県上山市、山口県萩市、徳島県美馬町、長崎県長崎市、富山県、千葉県千葉市、東京都青梅市、埼玉県などの住民、住民団体、NPO/NGO、弁護士、研究者らです。 長野県安曇野市 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-7-8 長野県安曇野市 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-7-8 なお、従来ゴミ弁連の集会ではあまり取り上げられてこなかった「焼却処理以外の中間処理」施設及びその操業による被害を主たるテーマとし、ています。 具体的には、「破砕」「堆肥化」「プラスチック圧縮・破砕・梱包」等の中間処理施設(つまり、焼却処理以外の中間処理です)であり、被害としては、「悪臭」「粉じん」「生活妨害(窓が開けられない、洗濯物が干せないなど)」「騒音・低周波音」「プラスチック圧縮・破砕・梱包等による化学物質被害」など、被害者にとっては耐え難いものであるにも拘わらず、極度に緩い行政基準や「基準がない」などの理由で被害の実情が裁判所や行政に伝わりにくい問題及び事例を取り上げました。 以下は、写真により開催概要です。撮影は鷹取敦、青山貞一、Web作成は青山貞一です。なお、動画は後日公開する予定です。 プログラム
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参加弁護士 梶山(山梨県)、坂本(茨城県)、中島(長野県)、長倉(山梨県)、
及川(千葉県)、菅野(東京都)、樋渡(東京都)、釜井(東京都)、
岩崎(東京都)、武井(川崎市)
2013年7月7日(日) 初日
長野弁護士会会長挨拶(副会長代読)
左は坂本博之ゴミ弁連事務局長
梶山正三弁護士(ゴミ弁連会長)
一睡の余地もない会場
パノラマ撮影
梶山正三ゴミ弁連会長講演
青山貞一東京都市大学名誉教授講演
講演終了後、質疑応答が行われました。
質疑応答時の登壇者
左端:中島弁護士(長野県)、ふたりおいて
岩崎 真弓弁護士(東京都、行政訴訟担当)、
樋渡俊一弁護士(東京都、行政訴訟担当)
青山貞一(東京都市大名誉教授、ゴミ弁連顧問)、
梶山正三(山梨県、弁護士、ゴミ弁連会長、民事訴訟担当)
各地からの報告は以下の通りです。
それぞれ5分〜15分の報告がありました。
◆東京都西多摩郡日の出村(中西四七生さん) エコセメント工場問題 ◆長野県松本市(久保田一子さん) 産廃問題 ◆埼玉県所沢市(釜井英法弁護士、ゴミ弁連会員) 所沢くぬぎ山訴訟 ◆富山県 (内田正明さん) 公害対策問題 ◆長崎県大村市(野田智子さん) 堆肥化施設訴訟 ◆山梨県北杜市(篠原出さん) 明野村第三セクター処分場問題 ◆徳島県美馬市(中川重文さん) 拝原最終処分場問題 ◆長野県長野市(新海覚さん) 木工団地廃プラ処理場問題 ◆山形県上山市(結城玲子さん) 山形市・上山市など一部 事務組合のガス化溶融炉建設問題 ◆山口県萩市(津田和夫さん) 萩市産廃処分場計画 |
この後、宿泊先ホテルで懇親会
2013年7月8日(月) 2日目
午前中は、総会があり、次回開催地は、徳島県美馬市と決まりました。 また今年10月に上山市でゴミ弁連・環境行政改革フォーラム共同開催のガス化溶融炉建設問題セミナー、また9月に東京都西多摩郡日の出村(中西さん)らが開始しました市民放射能測定所への見学も提案され了承されました。 下は、総会の後に行われた行政訴訟、民事訴訟の対象となっている長野県安曇野市にある産廃処理施設へのデモ行進の写真です。 |
横断幕
産廃施設反対の看板
昔懐かしいむしろ旗
梶山弁護士のひとこと
左 梶山弁護士(ゴミ弁連会長)、右、坂本博之(ゴミ弁連事務局長)
デモ行進 若い人がおおく外国人も参加していた
安曇野の自然景観にそぐわない施設の全景
堆肥化施設。堆肥化施設はまだ稼働していないが稼働すれば
周辺住民、世帯へ甚大な悪臭が及ぶことは十分考えられる
破砕施設 9m近いコンクリートの壁で囲われているが外部で65dBを
超える騒音影響、被害がでている