環境総合研究所・グリーンピース・ジャパン主催講演会

海外の成功から学ぶ、ゼロ・ウェイスト

〜脱焼却、脱埋め立てを目指すごみ政策〜


講演:
世界のごみ政策と日本の焼却主義 (ポール・コネット博士)
市民参加の全国松葉ダイオキシン調査の最新年度報告 (池田こみち)
カナダ、ノバスコーシア州の脱焼却・脱埋め立て政策 (青山貞一)
オーストラリア、ニュージーランドのゼロ・ウェイスト政策(佐藤潤一)

日時: 2003年7月12日(土)13:15分開場 13:45〜16:15

会場:
池袋サンシャインシティ 文化会館7階会議室(704、705室)
http://www.sunshinecity.co.jp/access/access.html

定員: 120名(先着申し込み制)

参加費: 1500円(グリーンピース・ジャパンのサポーターは1000円。当日サポー
ターカードをお持ち下さい。)

申し込み締切: 2003年7月9日(水)

お申込み・詳細: こちらからどうぞ
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/toxics/zerowaste/20030712_html

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日本には、海外の一般廃棄物焼却炉すべてをあわせた数の数倍にも値する1700基以上の一般廃棄物焼却炉が存在するのをご存知ですか?焼却炉は様々な有害物質を環境中に放出するだけでなく、ごみを安易に処理することで貴重な資源の無駄使いを促進してしまっています。日本ではこの施設の建設・改修に年額約8000億円にも及ぶ莫大な税金を使用しており、またその年々高額になる維持管理費は地方自治体の財政を圧迫しています。環境への意識の高まりと共に、ごみ問題の根本的解決につながらない施設に高額なお金をつぎこまなければいけないという矛盾は今後いっそう強まることでしょう。

その一方で、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカの自治体では焼却炉を用いず、しかも埋め立て処分からの脱却を目指そうという活動が行われ、すでに最終処分量50%〜70%の減量に成功しています。このゼロ・ウェイストと呼ばれるごみ政策は、何ら難しい技術を必要とせず、経済的、環境的、社会
的にも焼却中心の政策よりも優れている政策として世界中の注目を浴びているものです。日本でも、焼却炉政策の代替案としてこのゼロ・ウェイスト政策が取り入れられるべきであり、この講演会がそのきっかけとなればと考えております。自治体の方を主に対象としておりますが、市民の方や企業の方もぜひお越しください。講演会の後には、自由に意見の交換ができる懇親会も予定しておりますので、ぜひそちらにもご参加ください。
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=講師紹介=
-- ポール・コネット博士 --
ニューヨーク州セントローレンス大学化学教授、300以上の焼却炉建設計画を白紙に戻させた。その経験と講演力から、世界40カ国以上で、1500回にもおよぶ講演を行ってきている。焼却炉の代替としてゼロ・ウェイスト政策の推進に尽力している。

-- 青山貞一 --
戦うシンクタンクと呼ばれる環境総合研究所所長、武蔵工業大学環境情報学科教授、専門家による環境アドボカシー環境行政改革フォーラム代表幹事を歴任。この冬、カナダ・ノバスコーシア州のゼロ・ウェイスト政策の視察を敢行。

-- 池田こみち --
環境総合研究所副所長、1999年より延べ7万人が参加している全国松葉ダイオキシン調査の事務局長。

-- 佐藤潤一 --
グリーンピース・ジャパン有害物質問題担当。塩化ビニル・焼却炉問題を中心に活動している。この冬、オーストラリアのキャンベラ、ニュージーランドのゼロ・ウェイスト政策の視察を行った。

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−− 懇親会 −−
時間: 16:45〜19:00
会場: 池袋サンシャインシティ・アルパ3F
ロシア料理レストラン バイカル TEL:03-3985-6756
定員: 40名(先着申し込み制)
参加費: 2500円
申し込み締切: 2003年7月9日(水)
お申込み・詳細: こちらからどうぞ
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/toxics/zerowaste/20030712_html